この記事を読むと分かる3つのポイント
① ゲストが結婚式で選ぶべき“正解カラー”が一目でわかる
ネイビー・グレー・ブラック・礼服の使い分けを、店員目線で明快に整理。
② やりがちなNGカラーと“実際に現場で止めていた理由”がわかる
ブラウン・ライトグレー・柄スーツがダメな本当の理由を解説。また礼服の着るべきシーンと着ない方がいいシーンも解説。
③ マナー的にも写真映え的にも失敗しないスーツの選び方がわかる
色より大事なポイント(サイズ・光沢・シャツ)もセットで理解できます。
こんな疑問や不安を、この1記事でスッキリ解消できます
- 黒以外のスーツって失礼じゃない?
- ネイビーはビジネスっぽくならない?
- 明るい色はどこまでOK?
- 親族・友人・会社関係で色を変えるべき?
- そもそも何を基準に選べばいいの?
スーツ屋で長年“結婚式コーデ相談”を毎日のように受けていた経験をもとに、
初心者でも、3分で「これを着れば大丈夫!」と言えるようにまとめました。
ゲストの結婚式スーツは“黒以外”も普通?まず知っておくべき前提
結婚式のスーツというと、
「黒じゃないと失礼では?」と思われがちですが、実はそうとは限りません。
スーツ販売員として働いていた頃、結婚式用スーツの相談を受ける際に必ずお伝えしていたのが、
「ゲストなら“黒以外”も全然普通ですよ」
ということ。
もちろん、親族や会社の上司、受付やスピーチをする立場となると話は変わります。
その場合は、礼服(ブラックスーツ)といわれる普通の黒いスーツよりも濃く暗い特別な染色をしたスーツになります。
この場合はほぼ一択なので悩む必要はなく、持っていなければ近くのスーツ屋に「礼服が欲しい」と伝えればすぐに案内してくれます。
友人として出席する結婚式であれば、
濃紺(ネイビー)やダークグレーはむしろ自然で上品に見えます。
逆に“黒だけが正解”と思い込みすぎると、会場の雰囲気や立場によっては堅すぎたり、
ビジネスブラックのスーツの場合は「親族っぽくて少し浮く」ことすらあります。
まずはこの前提だけ押さえておけば、選び方は一気にラクになります。
結婚式スーツの“正解カラー”|失礼にならない色はこの3つ+礼服
スーツ屋の現場で実際に売れていたもの、
お客様におすすめしていた色を踏まえて、結婚式に最適なカラーを紹介します。
① 濃紺(ネイビー)|最も無難で上品、どんな結婚式にも対応
ネイビーは、結婚式ゲストの「ほぼ正解」と言える最強カラーです。
メリット
- 明るすぎず暗すぎず、清潔感がある
- 写真写りが良い
- 年齢を問わず似合う
- 友人式との相性が最強
実際、相談を受けたお客様にも一番多くおすすめしたのが濃紺でした。
ビジネスっぽいと思われがちですが、結婚式用にワイシャツやネクタイを選べば問題なしです。
一番手っ取り早いのは、ネイビーのスーツにグレーのベストを合わせることで結婚式感が強く出て、かなりおすすめです。
② ダークグレー|落ち着いた大人の印象を出したいときに最適
チャコールグレー(濃いめのグレー)は、落ち着いた印象になりフォーマル度も高め。
こんな人におすすめ
- 30代以上
- 会社関係の結婚式に出席
- 落ち着いた雰囲気を出したい
濃紺よりややシックな印象で、上品な雰囲気に見せたい時に最適です。
またグレーという色は、色合わせが簡単な色としても有名です。ネクタイやワイシャツにも少し遊びを入れたいのならグレーをオススメします。
③ ブラックスーツ(※ビジネスブラックは注意)
「黒を着たい」という人も多いですが、ここで注意点があります。
✔ 同じ黒でも“ビジネスブラック”と“礼服ブラック”は別物
- ビジネスブラック → 少し青っぽい黒
- 礼服ブラック → 深い漆黒
ビジネスブラックの黒スーツは、光の角度によって青みが出てしまい、
フォーマルの場では意外と浮くことがあります。
黒を選ぶなら
・光沢の少ない生地
・深い黒
・ユニクロなどの安いセットアップは避ける
を意識しましょう。
④ 礼服(ブラックフォーマル)を着るべきシーン・避けたほうがいいシーン
礼服は「黒の中の黒」であり、冠婚葬祭用の最もフォーマル度が高いスーツです。
着るべきシーン
- 親族
- 主賓クラス
- スピーチや受付など前に出る方
- 会社の上司として出席
避けたほうがいいシーン
- 友人式
- カジュアル寄りの式
- ゲストが若い結婚式
“ゲストで礼服”は、周りとのフォーマル差が強く出る為、写真撮影などで浮くことがよくあります。これ、現場で本当に多かったNG例です。
私も、親族や先輩の結婚式は礼服で、友人や親しい仲の会社の方などは、別の色のスーツで行っています。
実際、結婚式の写真などを見ても黒はあまりいません。
逆にNGなスーツカラー|店員が実際に「それはやめた方が…」と止めていた色
結婚式はお祝いの場ですが、選ぶ色によっては悪目立ちしてしまうこともあります。
① ブラウン・ベージュ系
カジュアル感が強いため、式場によっては完全に浮きます。
特にホテルや専門式場では避けるべき。
店員としても「これは友人式でも厳しいかも…」と止めることが多かった色です。
逆に、ガーデンウェディングやカジュアルな服装で着てね、とドレスコードの指定があった場合はオススメしていました。
② ライトグレー
ライトグレーは一見おしゃれですが…
- 写真で白に近く写る
- 新郎より明るく見える
- カジュアル度が高い
この理由から、販売現場では結婚式用におすすめすることはほぼありませんでした。
スーツが白っぽく見えてしまうのは、一番のタブーですので、お気を付けください。
③ 柄が強いチェック・ストライプ
おしゃれなスーツほど、結婚式には不向きなことがあります。
- 主張が強すぎる
- カジュアルに見える
- フォーマル感が弱い
結婚式は「控えめで上品」が正解。
特にオーダーする場合は、出来上がりは1.5倍くらい派手になると考えていいです。
派手な柄は、想像以上に浮きます。
実は“色より大切”な3つのポイント|写真映え・清潔感を決めるのはここ
これ、現場で何度もお伝えしていたことですが…
スーツは“色”よりも“状態”と“サイズ”が見られます。
① 光沢が強すぎる生地はNG
テカっと光るスーツは、夜のパーティー感が強く、結婚式では浮きやすいです。
夜の披露宴ならギリギリ許容されますが、昼は控えた方が良いでしょう。
② 仕事で使い古した“疲れたスーツ”
意外と多いのがこれ。
- お尻がテカっている
- 膝が抜けている
- 肩が落ちている
色が合っていても、状態が悪いと一気に印象が下がります。せっかく華やかなシーンですので、仕事でも使いまわせる一着を買い直すいい機会だと思います。
普段着ない人は、ここで礼服を買っておく、というのも実際の販売現場ではよくいらっしゃいました。
③ サイズが合っていないと、どんな色でも残念に見える
写真が多い結婚式では、サイズ感が非常に重要です。
特に気をつけるポイントはここ。
- 肩幅
- 袖丈
- 裾丈
この3つさえ整っていれば、どんなスーツも“綺麗に見える”ので色の悩みも半分は解決します。
立場・時間帯で変わるスーツの色の選び方
● 昼の結婚式
落ち着いた雰囲気の方がマナー的にも◎
→ 濃紺・ダークグレー
● 夜の結婚式
少し華やか・光沢のある生地でもOK
→ ブラック・濃紺
● 関係性別のおすすめ
- 友人 → 濃紺が最強
- 会社関係 → 濃紺 or ダークグレー
- 親族 → 礼服 or 濃黒スーツ
失敗しないネクタイ・シャツ選び|色と同じくらい大事
白シャツはほぼ“必須”
白シャツ1択でOKです。
柄シャツ・色シャツはカジュアルになりますのでね何度か結婚式に行っていて慣れている方や、もともとファッションが好きな方以外は絶対にお勧めしません。
白の無地でもいいですし、若干ツヤが出ているシャツなどもフォーマル感が出るのでオススメです。
ネクタイの安心カラー
- シルバー
- サックス(淡い青)
- 薄いピンク
どれもフォーマル度が高く、写真映えも◎
また、白のネクタイが一番フォーマルになりますので、親族の結婚式の場合は白一択です。
それ以外の方は、色を変えるのが安心です。
元スーツ店員が選ぶ「最強コーデ」3選(コピペしてOK)
① 迷ったらこれ一択
濃紺スーツ × グレーベスト × 白シャツ × シルバーネクタイ
② 落ち着いた大人のコーデ
チャコールグレー × 白シャツ × サックスブルーネクタイ
③ 親族・目上の式にも対応
深い黒スーツ(礼服)× グレーベスト × 白シャツ × 白ネクタイ
まとめ|結婚式のスーツ選びは“色より上品さ”で決まる
この記事を通してお伝えしたいのは、
結婚式のスーツは「黒一択」ではなく、
濃紺・ダークグレー・深い黒の3択を押さえれば失敗しないということ。
そして、実は色よりも大切なのが
- サイズの合ったスーツを着ること
- 派手にならないこと
- 白シャツで清潔感を出すこと
これらが“結婚式で好印象に見える最大のポイント”です。
5年間、毎日のように結婚式コーデの相談を受けてきた経験から言わせてもらうと…
迷ったら濃紺を選べば絶対に失敗しません。
そして、サイズが合っていれば、それだけで綺麗に見えます。
結婚式のスーツ選びが不安な人は、どうかこの3択で安心して選んでくださいね。


