なぜ新社会人はスーツ選びで失敗するのか。スーツ店員が教える「買うタイミング」と5つのポイント

新社会人になると、「スーツはいつ買うべき?」「入社前に用意しないとダメ?」
と悩む人は多いですよね。

元スーツ店員として断言しますが、
今の時代、スーツは“慌てて買わなくてもいい”ケースが増えています。

ただし、入社式や研修、来客対応など、
ビジネススーツが必要になる場面があるのも事実。

この記事では、
新社会人がスーツを買う最適なタイミングと、失敗しない選び方・相場
現場目線でわかりやすく解説します。

まず確認|スーツは本当に必要?「いつ買う?」の前に

近年は、
・クールビズの定着
・ビジネスカジュアルOKの企業増加
・在宅・IT系職種の拡大

といった背景から、
毎日スーツを着ない職場も珍しくありません。

実際によくあるのは、
・最初の数か月だけスーツ
・来客対応や外部対応のときのみ着用
・普段はノーネクタイ、ジャケット不要

というケースです。

だからこそ、
「内定が出たらすぐ買う」よりも、
職場の服装ルールを確認してから判断する方が失敗しにくいのが現実です。

内定式・説明会で必ず見ておきたいポイント

・先輩社員はスーツか、カジュアルか
・ノーネクタイが普通か
・ジャケット着用率はどれくらいか

この点を見るだけで、
スーツを買うタイミングと必要な着数がかなり明確になります。

場合によっては、「必要になってから買う」でもまったく問題ありません。

心配な方は、先輩や上司にお願いして、仕事着を写真撮らせてもらってもいいかもしれません。
たまに新社会人のお客さんでいまして、頭いいなと思っていました。

失敗しないポイント①|黒がNGになりやすい理由(就活感が出る)

初めてのビジネススーツで黒を選ぶ人は多いですが、
職場では就活感が強く出やすいのが落とし穴です。

・フレッシュすぎる
・礼服寄りに見える
・職場で浮きやすい

そのため、最初の1着としておすすめなのは
ネイビー or チャコールグレー

理想は「紺1着+グレー1着」

ネイビーとグレーを1着ずつ持っておくと、
黒、紺、グレーで3着分の着回しが可能になります。

失敗しないポイント②|サイズは「肩・胸・ウエスト」だけ見ればいい

デザインやブランドよりも重要なのがサイズ感です。

特に見るべきポイントは、
・肩がズレていないか(最重要)
・胸まわりに不自然なシワが出ていないか
・ウエストがきつすぎないか

肩が合っていないスーツは、
どれだけ高くても一発で安っぽく見えます。

ウエストは後から詰められるため、多少余裕があっても問題ありません。

店員さんと相談して、ストレスを感じにくく、
しっかりと見えるサイズ感に調節することが大切です。

失敗しないポイント③|スリムすぎはNG。動けるスーツが正解

細いスーツ=かっこいい、ではありません。

・動きにくい
・座ると苦しい
・仕事中にストレスになる

こうしたスーツは、結局着なくなりやすいです。
また、細身が全盛の時代は終わりました
ややリラックスしていて、だぼつかないくらいのサイズ感が理想です。

その為、最初の1着は、
標準〜やや細身くらいが一番バランスが取れます。

また裏話として、ややゆとりを持っておくことで、太ってしまってもある程度は大丈夫ということもあります。
痩せた場合は、細くする直しができますが、大きくすることは基本不可能ですので…

失敗しないポイント④|「通年用が最適」は半分ウソ

よく言われる「通年スーツが理想」。
しかし実際は、そうでもありません。

夏はジャケットを着ない会社がほとんど

夏場は、
・クールビズ
・スラックスだけで仕事

という環境になりがちです。

その場合、スーツのスラックスを使ってしまうと
ズボンだけが先に傷み、上下の寿命がズレる
という事態が起こります。

夏の正解は「スラックスを別で回す」

夏は、
・スーツ屋の単品スラックス
・ユニクロの感動パンツ

などを使い回すのが現実的。

最低2本程度用意すると、スーツの傷み方が大きく変わります。
スーツは良い値段しますけれど、スラックスは安いですからね。

通年着用なら夏用・冬用は必ず分ける

通年でスーツを着る職場なら、
最初の出費は痛いですが
夏用・冬用を分けるのが正解

一度そろえれば、
3〜5年は持つと考えてOKです。

化繊100%スーツの落とし穴

・蒸れやすい
・テカりやすい
・劣化が早い

「安いから」で選ぶと、
結果的にコスパが悪くなりがちなので注意しましょう。

失敗しないポイント⑤|相場は3〜4万円。狙い目は2着で5万円前後

初めてのビジネススーツは、
3〜4万円前後が最もバランスの良い価格帯です。

多くのスーツ店では、
2着で値引き入って5万円前後のセットを大体どこのスーツ屋も置いています。

大事なのは、
・割引率の数字に惑わされない
・「2着で5万円前後」を基準に考えること

このラインを守れば、
大きな失敗はほぼ避けられます。

まとめ|最初のスーツは「無難」がいちばん強い

・スーツは本当に必要か、まず確認
・黒ではなくネイビー・グレー
・サイズと実用性を最優先
・夏はスラックスを別で回す
・相場は3〜4万、2着で値引き入って5万前後が目安

スーツは、
慣れてから好みを出せばいい

最初の1着(または2着)は、
無難=最適解です。

タイトルとURLをコピーしました