結論|低身長は「細すぎ」が一番の地雷
低身長男性がスーツで失敗する最大の原因は、細すぎるスーツを選んでしまうことです。
特に注意したいのが、細身を売りにするイケイケ系のオーダーショップ。
低身長の人ほど、ビタビタに細く・短く作られてしまうケースが少なくありません。
低身長でもスタイル良く見せるために重要なのは、
サイズ・丈・シルエットの3点だけです。
150〜160cm前後は、既製スーツでもオーダースーツでも失敗しやすいゾーン。
だからこそ、店選びとサイズ感の理解がすべてと言っても過言ではありません。
低身長男性がスーツで一気にダサく見える理由
低身長の人は、スーツのズレが非常に目立ちます。
- 肩が合っていない
- ジャケットの着丈が短すぎる/長すぎる
- パンツの丈が合っていない
このどれか一つでもズレると、一気に「着せられてる感」が出ます。
身長が高い人なら誤魔化せる誤差も、低身長では通用しません。
「とりあえず細くすればいい」という考え方が、失敗の始まりです。
ジャケットで最も重要なのは「着丈」
低身長スーツ選びで、最も重要なのがジャケットの着丈です。
正しい着丈の目安
- おしりの一番出ている部分に少しかかる
- おしりが半分隠れるくらい(ここが最重要)

細いスーツをオーダーすると、着丈まで短くされることがあります。
低身長 × 短丈ジャケットは、体型を強調しすぎて背がさらに低く見える原因になります。
逆に、着丈が長すぎると
「大きいサイズを無理やり着ている」印象になり、これもNGです。
シルエット選びの正解は「ややスリム」
低身長に最適なシルエットは、ややスリムです。
- 細すぎる
→ 体型が強調され、全体がコンパクトに見えすぎる - 太すぎる
→ 明らかに着せられてる感が出る
パンツにも適度なゆとりを持たせ、大人の余裕を出すのが正解です。
特に避けるべきなのは、
ピタピタの細いスーツ。
低身長の場合、細すぎるとシルエットが強調されすぎて、まるで子供服のように見えてしまいます。
低身長向けサイズの具体的な目安【重要】
ここは必ず押さえておきたい実務的なポイントです。
ジャケットのサイズ感
- 肩:パッド入り(なで肩対策)
- 袖丈:腕を下ろした時、シャツがほんの少し見える
- 胴回り:ボタンを閉めた時に拳1個入るくらい
- 着丈:おしりが半分隠れる

スラックスのサイズ感
- ウエスト:ベルトなしでも落ちてこない
- 太もも:ピタピタNG、太すぎもNG
- 後ろからつまんで4〜5cm(ひとつまみ)
- 裾丈:
- くるぶし見せは絶対NG
- ハーフクッションが正解
- 革靴に少しかかる程度

色・柄の考え方|派手さは不要
低身長だからといって、色や柄を過度に気にする必要はありません。
- 無地
- ストライプ
このあたりが基本になります。
派手な柄のスーツは、低身長ではかなり上級者向け。
仕事用スーツとしては、まず無難なデザインを選ぶのが正解です。
既製スーツとオーダー、どちらを選ぶべきか
結論:最初は既製で問題ありません
155〜160cm前後であれば、既製スーツで合うものは十分あります。
ただし、選び方を間違えると失敗しやすいのも事実です。
150cm前後になるとスモールサイズ中心になり、選択肢はやや少なくなります。
おすすめの流れ
- 既製スーツを2〜3着購入
- サイズ感・着心地・好みを把握
- 慣れてきたらパターンオーダーを検討
オーダーに行く場合は、
今持っている中で一番サイズが合っているスーツを着て行くのがおすすめです。
これだけで、外れたサイズにされる確率がかなり下がります。
低身長向けの店選びの現実
150〜160cm以下の人には、
洋服の青山がおすすめです。
低身長向けサイズの既製スーツが多く、失敗しにくい傾向があります。
細めでシルエット重視なら
SUIT SELECT も相性が良いです。
もとより細めのスーツが多く、低身長の方にもフィットします。直しの選択肢が多いのも魅力。
よくある質問|低身長のスーツで特に多い疑問
Q1. 低身長でもダブルスーツは着ていい?
結論から言うと、基本はおすすめしません。
ダブルスーツは前合わせが重なり、視覚的に横幅が出やすいため、低身長ではバランスを取るのが難しくなります。特に細身・短丈で作られたダブルは、体型が強調されすぎてコンパクトに見えるリスクが高いです。
どうしてもダブルを着たい場合は、
- 着丈を短くしすぎない
- ピタピタにしない
- ややゆとりのあるシルエットを選ぶ
この3点が必須です。仕事用・最初の1着としては、シングルの方が圧倒的に失敗が少ないでしょう。
Q2. 低身長はスーツをオーダーした方がいい?
最初からオーダーにする必要はありません。
150〜165cmであれば、既製スーツでも十分に合うものはあります。
むしろ注意したいのは、オーダー=正解と思い込むこと。
低身長の方は「細く・短く」作られがちで、結果的にビタビタなスーツになってしまうケースを多く見てきました。
おすすめは、
まず既製スーツを2〜3着着てサイズ感に慣れること。
そのうえで、どうしても合わない部分が出てきたらパターンオーダーを検討する、という流れです。
Q3. 低身長だとパンツは短めにした方が脚が長く見える?
これはよくある勘違いです。
「低身長だからくるぶしを出したい」という相談は多いですが、ビジネススーツでは絶対にNG。
パンツが短すぎると、
- 足が途中で切れて見える
- かえって短足に見える
- 全体が軽く、子供っぽい印象になる
正解は、ハーフクッションで革靴に少しかかる長さ。
この方が縦のラインがきれいに出て、結果的に脚は長く見えます。
まとめ|低身長でもスーツは必ず似合う
「背が低い=スーツが似合わない」というのは完全な誤解です。
- 正しいサイズ
- 適度なゆとり
- 短すぎない着丈
これだけで、低身長でも大人の余裕のあるスーツ姿は作れます。
最初の1〜3着は既製で十分。
無理に細くしない、短くしない。
それだけ意識すれば、スーツで損することはありません。


