結婚式にゲストとして参加する時、「ネクタイって何色が正解?」と迷う人はとても多いです。
僕がスーツ販売店で働いていたとき、毎週のようにこの質問を受けていました。
「結婚式は白タイ?シルバー?ネイビーでも大丈夫?」
「黒ネクタイは絶対NGって聞くけど、本当?」
この記事では、
業者のサイトではわからない、スーツ屋の現場で実際にお客様へアドバイスしてきた“本音ベース”のネクタイ選びを、
初心者でもわかりやすくまとめました。
この記事でわかること
- 結婚式で“絶対に失礼にならないネクタイの色”
- ゲストがやりがちなNG色・NG柄とその理由
- スーツ店員が本当におすすめしていた“間違いないカラー”
- コーデを綺麗に見せる実用的な選び方
- 写真映えも良くなるワンポイントテク
ネクタイ選びで迷うワケ|最初に覚えるべき前提
結婚式の服装マナーが分かりにくいのは、年齢や地域、会場によって“微妙に常識が違う”のが迷う原因。
特に男性ゲストの場合、
スーツとシャツは決まっていても「ネクタイだけ分からない」という人が本当に多いんです。
スーツ店員として感じていたポイントは3つ。
- ネクタイは“色で印象が180度変わる”アイテムである
- 写真に必ず写るから、色選びのミスが目立つ
- スーツより安く買えるのに、失敗すると一番浮く
つまりネクタイは、小物だけど最も重要なアクセントということ。
ここを押さえて選ぶと、失礼なく・オシャレに参加できます。
結婚式で“正解”になるネクタイの色はこの4つ
ここでは、結婚式ゲストが選んで間違いない色を、
スーツ店員としてのおすすめ順に紹介します。
① シルバー・ライトグレー(最もフォーマルで間違いない)
結婚式のネクタイで最もフォーマルなのが“シルバー系”。
迷ったらこれを選べば確実に正解です。
こんなメリットがある
- 上品でフォーマル感が高い
- どんなスーツにも合わせやすい
- 昼でも夜でも使える
- 写真映えが圧倒的に良い
結婚式の案内が来て「どれがいいか本当に分からない」という人には、
僕は必ずシルバーをおすすめしていました。
特に最近のスーツ屋では、結婚式用のネクタイコーナーは大体シルバーが多い印象です。
そういったコーナーで購入したシルバーのネクタイであれば、まず間違えはありません。
淡いブルー・サックス・ペールピンク
淡い色は明るい時間帯や白っぽい基調の式場との相性が良く、
爽やかで清潔感のある印象になります。
使う時の注意点
- 無地 or ほぼ無地の控えめデザイン
- スーツはネイビー or グレー
これを守れば「程よく華やか」で写真映えも抜群。
ややツヤのあるネクタイを選べば、フォーマル感も意識することができ浮くことはまずないです。
ホワイト(純白)※親族・格式高い式にのみおすすめ
白ネクタイ(真っ白)はフォーマル度が高く、
親族席・上座で使われることが多い色。
注意
最近の結婚式では、ゲストで白タイは少し“キメすぎ感”が出るので、
親族・上席の立場でない限りシルバーでOKです。
具体的には、スピーチをする立場や受付、また親族などです。
柄に関しては、無地か無地見えする柄が好ましいです。
ネイビー(濃紺)・エンジ(赤)
ネイビーやエンジのネクタイは“結婚式でもOK”ですが仕事っぽくなりがちなので注意が必要です。
こんな人に向いている
- 控えめで上品に見せたい
- グレーやネイビーのスーツを着る
- 他とは違うネクタイを付けたい
ビジネスっぽくなくすために、ストライプのような定番の柄は避けるが吉です。
また、ツヤ感がしっかり出たフォーマル向けのネクタイが良いです。
柄も選ぶなら
無地 or 細かいドット(ピンドット)
がフォーマル寄りの柄になります。
3. やってしまいがちな“NGカラー&NG柄”
スーツ屋として、結婚式用ネクタイを選ぶお客様には
「それはやめた方が…」と止めたことがあります。
ここでは初心者がやりがちなNGをまとめます。
黒無地のネクタイ
黒ネクタイは「弔事(葬式など)」のイメージが強いのでNGです。
年配のゲストや親族には特に良くない印象を与えます。
ファッション性の強いブラックのネクタイもトレンドとして出ていますが、結婚式では避けた方が良いです。
原色・派手な色
主張が強すぎて「新郎より目立つ」可能性があります。
ゲストは主役ではないので避けるのがマナー。
大柄のチェック・太ストライプ・派手な柄
柄が目立つものもフォーマル感が下がるためNG。
結婚式は「控えめ・上品」が正解です。
素材感の強いネクタイ
ウール素材(モコモコしているもの)やリネン素材のようなツルッとしていないネクタイは、カジュアルな式では良いですが、あまりオススメできません。
“カジュアルな格好で”などドレスコードがある場合を除き、控えた方が良いです。
4. 結婚式ネクタイの選び方|スーツ店員が教える“絶対に外さない基準”
ここからは色だけではなく、
「どうやって選べば失敗しないか」を解説します。
スーツとシャツとのバランスを見る
結婚式で最も多いスーツは
- ネイビー
- ダークグレー
- ブラック
そしてシャツは 白一択 です。
その上でネクタイの色を以下のように合わせます。
- スーツ:ネイビー → ネクタイ:シルバー or 同系色サックスブルー
- スーツ:グレー → シルバー / サックスブルー / エンジ
- スーツ:黒 → シルバー(無難)/ 白(親族など)
無地 or 小柄(ピンドット)が最強
派手柄より、無地や細かい柄のほうが
間違いなくフォーマルで綺麗に見えます。
挙式の時間帯で選ぶ
- 昼の結婚式 → 控えめ・淡めが安心
- 夜の結婚式 → 少しだけ光沢を入れるのもオシャレ
関係性で選ぶ
- 友人の式 → ネイビー・淡色・シルバーすべてOK
- 会社関係 → シルバー or ホワイト
- 親族 → シルバー or ホワイト
5. スーツ販売員としての“リアルな本音アドバイス”
ここからはネットでは拾えない、
現場で数千人の結婚式用コーデを接客してきた経験からの本音。
① ネクタイは「シルバーを1本」持っておけば一生困らない
スーツの色が何でも合う。礼儀としても完璧。
コスパ最強。
親族の式にもシルバーであれば失礼に当たることはまずありません。
少しカジュアルにするならペイズリー柄などもおすすめ。
② ベストを着るだけで“フォーマル度”が一気に変わる
結婚式では、ジャケット+シャツだけよりも、
ベスト(ジレ)を加えるだけでフォーマル度が一段階アップします。
スリーピースになることで
- Vゾーン(胸元)が引き締まる
- スーツ全体が立体的に見える
- 写真映えが良くなる
といった効果があり、実際に店頭でも「ベストを足すだけで見違える」人は非常に多かったです。
ブラックスーツやネイビーの上下スーツをすでに持っているという方は、わざわざベスト付スーツを買わずに、グレーのベストを単品で買うだけで、ほぼ確実に合いますので非常にオススメします。

③ ポケットチーフは白を入れるだけで完成度が上がる
これも店頭でよく言っていたこと。
白のリネン or コットンのチーフ一つで“結婚式感”が出ます。
ポケットチーフの入れ方が難しいという方が一定数いらっしゃいますが、本当に簡単です。
一番簡単な折り方は、TVホールドという折り方です。ぜひ試してみてください
まとめ|ゲストのネクタイは“控えめ・上品”が正解
結婚式でのネクタイ選びは難しそうですが、
実は次の4つを覚えれば絶対に失敗しません。
✔ 正解カラーは
- シルバー
- グレー
- 淡色パステル
- ネイビー・エンジ(やや上級者向け)
✔ NGカラーは
- 黒
- 原色系
- 派手柄
このルールを守るだけで、
“ゲストとして失礼のない、上品で清潔感のある装い”になります。
元スーツ店員として断言します。
迷ったらシルバーの無地タイを選べば100%失敗しません。


