転職面接の服装は「おしゃれ」じゃなくて“減点回避”。
この記事では、面接でやりがちな NGコーデ→なぜ減点か→最短の直し方 を、ケース別(スーツ/服装自由・私服指定/オンライン)までまとめます。
根拠(出どころ):転職面接の服装ガイド、および公的機関の面接マナー資料(厚労省系PDF)に沿って整理し、さらにスーツ販売の現場知をもとに、編集部で複数人チェックし、結論を整理しました。
結論:迷ったらこのテンプレでOK(転職向け)
- 指定なし→基本はスーツでOK(スーツで印象が悪くなる可能性は低い)
- スーツの基本
→無地のネイビー or ダークグレーが無難(派手な色やデザイン性のある物は避ける) - リクルートスーツ→転職だと「新人っぽい/頼りない」印象になり得るので、可能なら避ける
- 服装自由・私服指定→スーツ以外なら「オフィスカジュアル」寄せが推奨、白シャツにスラックス、革靴で安心
面接NGコーデ早見(即死NG/減点NG)

即死NG(その場で不安にさせる)
- シワ・汚れ・毛玉・テカりが強い
- 服や髪からのニオイ(タバコ・強い香水など)
- アクセサリー過多(結婚指輪以外は避ける)
- 極端な髪色・無精ひげ・不潔感
→「社会人としての清潔感」が崩れると、内容以前に減点が入る
じわ減点NG(“頼りない/雑”に見える)
- サイズが合ってない(肩・袖・着丈・パンツ丈)
- 靴が汚い/カジュアル靴っぽい
- カバンが小さすぎる・自立しない・ラフすぎる
- ネクタイやシャツが派手、もしくは結びが雑
→転職は「即戦力感」。小さな雑さが“仕事の雑さ”に連想される
即死NGを最短で潰す(0円〜でできる)
1)シワ・ヨレ
- スチーム or アイロン(当日朝でもOK)
- クリーニングは「シミ抜き有無」と「仕上がり日」を確認
2)ニオイ
- 前夜に換気+消臭(香りでごまかさない)
- タバコ・香水強めはNGの指針例あり
3)髪・ひげ・爪
- 前髪が目にかからない/長い髪はまとめる
- ひげは剃る、爪は短く
じわ減点NGの核心:サイズが合ってない(店員目線の“地雷”)
肩(最優先)
- 肩が落ちる/突っ張る → 一発で“借り物感”
- 肩は直しが難しいので、合わないなら「買い替え or 別ジャケット」を検討
袖
- 長すぎるとだらしなく見える
- 直せる範囲があるので店で確認
パンツ丈(直しで最短改善できる)
- 余りすぎる:足元がだぶついて野暮ったい
- 短すぎる:座ったときソックスが目立つ

対策の結論:まず裾上げ(=最短で見た目が変わる)
量販店でも裾上げは明確に料金が出ていて、すぐ直せる範囲。
- AOKI:裾上げシングル 1,100円(税込)など
- ORIHICA:裾上げシングル 1,100円(税込)など
- コナカ:裾直しシングル 1,000円(税込)など
- 洋服の青山:裾上げシングル 990円(税込)など
ケース別:これで迷わない(転職向け)
服装指定なし
- 基本はスーツでOK(迷ったらスーツ)
「服装自由」「私服でOK」
- 自由=普段着OKではない
- スーツ以外なら オフィスカジュアル(ジャケット+襟付き+きれいめパンツが軸)
- 企業側の意図として「社風に合う服装を勧めたい/個性やセンスを見たい」場合がある
リクルートスーツはダメ?
- ダメではないが、転職だと「新人っぽい/頼りない」印象になり得るため、可能なら避けるという意見がある
- 回避策:買い替えが間に合わないなら「サイズを合わせる」「靴とカバンだけ整える」で“新人感”を消す
失敗例と回避策(転職向けの落とし穴)
失敗例1:堅すぎて浮く(社風がカジュアル寄り)
- 回避策:指定が「服装自由」なら、スーツよりオフィスカジュアルが自然な場合がある
- 迷ったら:企業の採用ページ・社員写真の雰囲気に寄せる(“寄せる”のが正解)
失敗例2:カジュアルすぎて“だらしない”扱い
- 回避策:自由でも「きちんと感」が基本(シワなし・清潔感・統一感)
前日〜当日の行動手順(これだけはやりたい)
前日(15分)
- 服をハンガーにかけて全身チェック(シワ・毛玉・汚れ)
- 靴を拭く(最低限これ)
- カバンの中身整理(A4が入るか/書類が折れないか)
- 服装自由なら「オフィカジ寄せ」に統一
当日(5分)
- 鏡で「肩・袖・パンツ丈」だけ確認
- ニオイ対策(香水で上書きしない)
- ポケットを膨らませない(財布・鍵はカバンへ)
店での言い方(最短で“面接仕様”にしてもらう)
- 買い直す場合「転職の面接用です。派手に見えない無地のネイビーかダークグレーで、身体に合ったサイズ感にしたいです」
- 裾だけ直す場合「裾上げをしてほしいです。面接までに間に合う納期でお願いします」
- 「服装自由の企業で、スーツ以外なら?と迷っていて…」→
「オフィスカジュアルの面接用です。ジャケット+スラックス+きれいめ靴の方向で」
予算感(合計)|“買い替えずに直す”前提
最低限の改善(合計:1,000円台〜)
- パンツ裾上げ:約990〜1,100円(税込)目安(各社明示)
追加で“即戦力感”を上げる(合計:+数千円〜)
- シャツ新調、ネクタイ見直し、靴の手入れ用品など(手持ち次第)
シャツ:約4,000円
ネクタイ:約4,000円
シューケア:約990円
一式見直し(合計:手持ちが合わない場合)
- スーツ自体がサイズ不適合・テカり強い場合は「買い替え」も選択肢
スーツ:約30,000円~40,000円前後がオススメ
シューズ:約10,000円
「店員が売りたい物」vs「本当に必要な物」(転職面接の現実)
店員が売りたいモノ(提案されがち)
1)高級ラインの無地スーツ(5万円超)
「高見え」「落ち着いた雰囲気」「しっかり見え」などのセールストークで、濃紺・グレー無地の上位モデルを勧められやすい。
2)一式の新調(セットで揃えさせる)
スーツを軸に、シャツ・ネクタイ・靴まで“全部新しく”提案されがち。
3)コート・バッグなどのオプション
「面接は寒い時期もある」「書類が入る」など、必要性がある話に乗せて追加提案されがち。
本当に必要なモノ(転職面接は“減点ゼロ”が目的)
結論:全部買い替えなくていい。必要なのは“整って見える最低限”。
スーツ
- 手持ちが黒しかないなら、新調の余地あり。
- ただし高級すぎるスーツは今回の趣旨から外れやすい。
“高級感が出すぎる”のが合う会社もあるけど、面接では一考の余地あり。 - 目安は 3〜5万円で十分。ウールが少しでも入っていれば、ちゃんと見える。
シャツ
- 黄ばみ・襟袖の傷みがなければ 手持ちでOK。
- 逆に、ここが傷んでいると一気に“清潔感”が落ちるので最優先で更新。
ネクタイ
- トレンドが出やすいので、10年以上前のものは新調推奨。
- それ以外は、派手でなければ手持ちで構わない。
バッグ
- ビジネス用が無いなら、今後も使う前提で買ってよい。
- 「A4が入る」「自立する」だけ満たせば十分。
コート
- ダウンしか無いなら検討してもいい。
- ただしスーツ屋のコートは相場より高めが多いので、ユニクロ/GUなどで十分なケースも多い。
買う優先順位(迷ったらこの順)
- スーツ(黒しか無い or サイズが合ってないなら)
- シャツ(黄ばみ・傷みがあるなら最優先)
- ネクタイ(10年以上前なら)
- バッグ(ビジネス用が無いなら)
- コート(ダウンしか無いなら、必要に応じて)
よくある質問(Q&A)
Q. 服装指定がないけど、オフィスカジュアルで行っていい?
迷ったらスーツが無難、という意見がある。社風がカジュアルでも「普段着で」と言われない限りスーツは安全寄り。
Q. 服装自由なのにスーツで行ったら浮く?
浮きはしないがラフな社風の会社の場合、固すぎると思われる可能性はある。社員写真などで雰囲気を確認して“寄せる”のが回避策。迷ったらスーツでいい。
Q. 時間がない。何から直す?
見た目が一気に変わる順は ①パンツ丈(裾上げ)→②シャツタイ新調→③シワ・毛玉・靴ケア
裾上げは量販店で料金が明示されていて取り組みやすい。




